|
古代、椅子はもともと王座という権威の象徴として、力のシンボルとして使われました。
古代では大理石でつくられた椅子があります。それに獅子の彫刻やライオンの顔の装飾を施し豪華なものでした。金や宝石で表面を覆ったものもあります。座り心地は、さぞかし悪い椅子だったことでしょう。
12〜14世紀になると、ゴシック様式の椅子が現れます。
教会が強い権力を持った時代で空高くそびえる尖塔の力強い垂直線が導入されました。重厚な箱型のものから、脚のついたカップボードや背のついた背高椅子などがあります。背もたれの直線を強調し高く作られたものが多いのが特徴です。
15〜16世紀のルネッサンス時期になると、格式を重視した時代から椅子に装飾としての意味をもたせるようになりました。多様化が進み、均衡の美しさがくわわります。ウォールナット材の利用が多く見られ、これまでの箱型の椅子に布や皮が張られて、座り心地が大切とされ始めました。宮廷の女性たちが「おしゃべり」の為に座る椅子としての役割が出てきました。人間性重視の人間再生、人間復活を目指すものといえます。
17世紀となるとバロック様式の椅子となります。
ルイ14世様式ともいわれ、躍動的、ダイナミックな椅子が現れます。フランス宮廷を中心に栄え、重々しく豪華な装飾が施されています。椅子の背は四角で高く、脚にはHやX字型の支持棒がつき、肘や脚に渦巻き状の彫刻がみられます。高級で華やかな布地や織物が使われるようになりました。
18世紀にはロココ様式・ルイ15世様式ともいわれ、猫脚の椅子が生まれます。
自由で軽快な曲線が好かれ、脚の曲線はますます華奢になります。フランス宮廷ではサロン文化が生まれ、女性的な優雅さがきわだち、貴婦人の社交場にふさわしい椅子となっています。曲線を造形の主体としています。背、アーム、脚すべてが優美な曲線で構成され、広い背と座はふっくらとしたゴブラン織りが多くもちいられました。生活の優雅さを演出する小道具としての役割がうまれました。イギリスでも18世紀アン女王のころからロココ様式がひろまります。過剰な装飾はなくし、優美さを追及した椅子となっています。花柄やバイオリン型のくり形背板のものが多く、脚は付け根に膨らみのあるうさぎ脚の椅子となっています。
19世紀ルイ16世の時代は、マリーアントワネット好みの椅子がつくられました。
ロココ様式の優美さを残しながら、デザイン的には、直線的で簡素化されています。新古典主義として、優美さの中に直線による端正な形態をもつことが特徴です。
20世紀初頭に登場したアールヌーヴォー様式は日本美術の影響を受けた造型です。
自然との調和した造形が生まれ、モチーフとして花、植物、とんぼ、蝶、風景、女性等の組み合わせで椅子がつくられています。
アールヌーヴォーののちアールデコ様式の椅子が生まれます。
自然との調和を基調としながらも幾何学模様形態が用いられるようになり、生活の中で実用的な存在となった様式です。
マンション生活には椅子がよく似合います。
今の時代はさまざまな様式を取り入れた椅子が作られています。
手短な家具、椅子でマンション生活を楽しんで頂きたいものでございます。
世界に通じる日本の美意識。
貴方様はお住まいにどのような美意識を持ちますか。
貴方様にとって最適な売買マンション探し、一戸建住宅の購入は扶桑(ふそう)ネットワーク販売にお任せ下さい。
扶桑(ふそう)ネットワーク販売
大阪府大阪市浪速区戎本町1-7-1 シャルム日商ビル303号
06−6649―8708
|